給湯器が故障する主な原因

経年劣化で寿命を迎えた

給湯器にも他の電化製品と同じく寿命があり、長く使い続けると劣化します。一般的な給湯器の寿命は約8～10年といわれており、修理や交換が必要です。

出典：生活救急車：お風呂の給湯器が故障したときの症状と原因・対処法一覧

給湯器は、使用から10年程度で故障することが多いようです。これより長く使用できる場合もありますが、使用期間が長くなると故障したときに修理できないことが多いといわれています。

給湯器に負担をかけすぎている

給湯器に過度な負担がかかるような使い方をすると、平均寿命を大きく下回って故障してしまうことがあります。
「過度な負担」とは家庭用の給湯器を業務用として使用したり、号数の能力を超えて給湯器を使用し続けたりすることによって起こります。

出典：給湯器ドットコム：給湯器はなぜ故障するのか？故障箇所や原因は？

給湯器には、お湯を沸かす能力を表す号数があります。お湯を沸かす能力を超えて使用を続けると、寿命を迎える前に故障しやすくなります。故障が気になる方は、号数と使用状況を確認するとよいかもしれません。

給湯器が故障したと思ったときに確認したいポイント

給湯器が故障したと思った方は、次のポイントを確認しましょう。

給湯器故障でよくある症状

今、給湯器に関することでこんなお悩み抱えていませんか？

キッチンの瞬間湯沸し器のお湯が出ない
お風呂が点火しない
シャワーの温度調節がうまくいかない
もしかして水漏れしているかも

出典：すぐに解決！給湯器の故障トラブル110番：トップページ

以上のほか、異音・異臭がする、煙が出るなどの症状も現れることがあります。これらの症状が現れた場合は、故障している可能性が高いといえるでしょう。

エラーコードを確認

給湯器が故障を検知した場合、リモコンパネルにエラーコードが表示されます。

出典：【生活110番】暮らしの中の「困った！」を解決します：慌てないで！給湯器が故障したときの対処方法と注意点をくわしく解説

給湯器が故障したと思ったときは、リモコンパネルに表示されるエラーコードを確認しましょう。「011」は給湯燃焼のタイムオーバー、「111」は給湯点火不良を表します。どちらも電源を入れなおすことで解決できる可能性があります。「140」は過熱防止装置作動を表します。給湯器の修理・交換が必要と考えられます。他のエラーコードが表示されている場合は、取扱説明書などで確認しましょう。

直らないときは修理・交換を検討

メーカー保証期間内であれば、まずはメーカーの給湯器修理サービスや点検サービスのご利用をおすすめします。故障の原因によっては有償となりますが、原則無償で対応してくれます。
その後、保証期間が切れてしまった場合でも、有償にはなりますが8年程度までは修理が可能な場合が多いです。

出典：交換できるくん：給湯器修理のメリット・デメリットとは？交換と徹底比較

使用期間が10年を超えると、修理をしても再故障のリスクが高くなるので、交換することが多いようです。使用期間が8年～10年の場合は、再故障のリスクを考えながら修理を検討します。ケースによっては、交換のほうが割安になります。

給湯器が故障したときは信頼できる業者に相談しましょう

温度調節ができない、お湯が出ないなどの症状が現れている方は、給湯器が故障しているかもしれません。自分で対処できない場合は信頼できる業者に相談しましょう。給湯器の状態にあわせて、修理や交換など、最適な対処法を提案してくれるはずです。

給湯器が故障したときの対処法｜こんな症状は注意が必要